きっとウチの玄関って誰かに「カギが開きにくい」呪いをかけられている

もはや誰かに呪いでもかけられているんじゃないかっていうくらい、うちの玄関のカギは開きにくいのです。
確かに玄関のカギは毎日開け閉めされているわけですから、その分ダメージが蓄積されていくっていうのは良く分かっています。また少なくとも玄関の外側は常に風雨にさらされているわけで、チリやホコリが自然と溜まることだってあるのでしょう。雨が降れば湿気が入り込むわけで、しかも濡れたカギがそのまま差し込まれることなんてしょっちゅうのはずです。鍵穴のなかが汚れれば、それだけ錠前のシリンダーは回りにくくなるはずなのです。

カギそのものだって常にカバンのなかにあるわけですが、中に入っているものによっては汚れてしまうこともあるでしょう。わたしなんかはよくお菓子をカバンの中に入れていますが、食べ終わった包み紙なんかの汚れだって、きっとカギに付いてしまっていると思うんです。また、わたしは「自宅と自転車と会社のロッカー」といったように、複数のカギを一緒にしてカギ束状態にしていますが、たぶん多くの人がそんなふうにしてカギをつかっているんじゃないでしょうか。カギ同士がぶつかり合えば、多少なりとも傷がついてしまうでしょうし、場合によってはカギヤマが欠けてしまうことだってあるでしょう。もし傷によってカギにダメージが残ってしまえば、やっぱりカギは開きにくくなってしまうのです。

でも、そんな常識を超えるレベルで、ウチの玄関のカギは開きにくいんです。実はこのあいだ霊感の強い友人が遊びにきたとき、「あんたの家の玄関、ちょっとやばいかもしれないよ」って言われました、その後そのコにいくら理由を聞いても、何も言わずにそのまま帰ってしまいました。家の前で写真を撮ったときには、なぜか玄関のノブが写らなかったりします。冬場はよく玄関のドアノブだけ静電気が発生します。そのドアノブだけ妙に熱かったりします。
あと、古いのでけっこう錆びてます。